【大麻栽培ガイド】種の保存法

大麻

大麻の種を保存するにはいくつかの条件が必要となってきます。これを怠ると発芽率が低下し、せっかくの種が台無しになってしまう可能性があるので注意が必要です。

ほとんどの植物は冬を休眠の時期、春を新しい成長の時期と見なしているので、種を保存する方法も冬の条件を満たし、種が「眠っている」状態にします。

光を避ける

種子を保管するときは、光を避けて保管することが重要です。 封筒などの紙袋に入れるか、不透明な気密容器に移しましょう。 種子を十分に保護しておくと、発芽時の前に種子が光を吸収するのを防ぐことができます。

大麻の種子を保管するときに自然のサイクルを考え、発芽させたい時まで休眠状態に保ちます。

湿度

大麻種子を長期保存して生存能力を維持させたい場合は、湿度をコントロールすることが重要になってきます。

湿度の高い場所に置いておくと、自然に発芽し始める可能性があります。 かといって種子を低すぎる湿度で保管することも望ましくありません。

湿度 75% ~ 100% 湿度レベルが高すぎると、内部の水分含有量により種子が実質的に溺れてしまいます。

適切な湿度は20 ~ 30% が理想的です。湿度計を使って、このレベルに保つようにしましょう。

保存法

〈常温保存〉
不透明な密閉性の高い容器やタッパーなどに入れます。 シリカゲルパックなどの乾燥剤を入れておくとさらに効果的です。購入した種であれば、元のパッケージを使用します。

〈冷蔵庫保存〉
冷蔵庫で保管するのは一般的な方法です。適切な容器に入れておけば、冷蔵庫で何年も保管されていても高い生存率が維持されます。

低温では種子の細胞生化学の速度が低下し冬眠状態が続きます。 種子を保管するのに常に涼しい場所が最適であるのはこのためです。

大麻種子を冷蔵庫で保管する場合は、冷蔵庫の温度が 4°C ~ 6°C であることを確認しましょう。 冷蔵庫の温度は低いため、気密性と防水性を備えた不透明な容器が最適です。

この条件下で保存された種子は5年は有効だと言われています。