【大麻栽培ガイド】種を植える

大麻

春になり、植物が芽を出してくる季節になりました。

種から大きく育て、自分で収穫するという達成感は、グロワーにとって最大の喜びですね。

クローンから大きくするという方法もありますが、せっかくなら種から発芽させて育ててみたいものです。

大麻の種を発芽させる方法

発芽とは、種子が芽を出し、成長し始める最初のプロセスです。ウィードの成長を開始する最初のステップとなります。

大麻の種子が発芽するには、水、熱、空気の 3 つが必要です。 種子を発芽させる方法はたくさんありますが、最も一般的で簡単な方法をみていきましょう。

【必要なもの】
トレイ
・ペーパータオル

・プラスチックのカバー
・温度計
・種
・蒸留水


●ステップ1
ペーパータオルを蒸留水で浸し、トレイに置きます。

●ステップ2
種を間隔を置いて並べ、水に浸したペーパータオルで覆います。

●ステップ 3
発芽には湿気が必要なため、トレイにカバーを被せ、暖かい場所に置いておきます。

●ステップ 4
発芽に適した温度は、20~25℃ の間ですので温度計を置いておくと良いでしょう。

1日1回はチェックして、湿っていることを確認します。乾燥してきたら、霧吹きで水分を与え常に湿っている状態にしておきましょう。

発芽

数日から1週間ほどすると、種から白い芽が現れてきます。

デリケートな種子を無菌状態に保つことが重要なので、発芽したら手では触れないでください。

ポットへ移植
発芽した種子を土などの生育培地に移します。

【必要なもの】
・苗ポット
・培養土
・パーライト
・ピンセット
・pH測定器

●ステップ1
用意する培養土ですが、大麻の栽培に適した培養土のpH値は、6.0〜7.0の範囲が適しています。
また、水はけをよくするため、パーライトを3割ほど混ぜ込むとよいです。

●ステップ2
ポットに湿らせた培養土を入れて、真ん中に指で1cm ほど穴を開けておきます。

●ステップ3
ピンセットを使って、根を下に向けてそっと穴に種を入れ、軽く土をかぶせます。

苗の育成に適した環境
この段階では非常にデリケートなので、温度と湿度を管理しましょう。

大麻の苗の育成に適した温度は、20℃〜25℃の範囲が最適です。湿度については、苗の発芽時には高い湿度が必要ですが、発芽後は乾燥した環境になるように注意が必要です。苗が成長するにつれ、湿度は徐々に下がっていくことが望ましいとされています。

●適した温度:20℃〜25℃

●土の表面が乾燥してきたら、水をたっぷりあげましょう。

〈 注意点 〉
湿度が高すぎるとカビや病気の発生リスクが高まるため、十分な換気を行い、水やりの量を調整することが必要です。また、苗が弱いため、水やりの際には弱い水圧で行い、鉢底にたまった水をしっかりと排水するようにしましょう。